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春夏秋冬　街は植物園です

この地域は春夏秋冬いろいろな花が咲き乱れます。 野の花だけでなく、花作りが盛んで、日本庭園・西洋庭園といったさまざまな花が垣根越しに見え、 まさに街全体が百花繚乱の植物園となります。 名花をすべて紹介するのはとても無理なので、 特に気に入っている3つの花を紹介します。

光明寺の池に蓮の花が咲くのを楽しみにしています。 といってもただの蓮ではありません。 二千年前と言えば縄文時代ですが、 その泥炭層の中から出てきた蓮の実から開花した3つの花のひとつで、 発見した博士の名前から「大賀蓮」と呼ばれています。 学校で習った記憶がありませんか？ 描き方のポイント この絵では花や葉を描くこともさることながら、水面の明るい部分と、影の部分の色のバランスを吟味するのが とても重要になります。何度も納得のいくまで試し塗りをするのがポイントです。 →詳細はＰ96「思い通りの色を作る」参照

鎌倉といえば紫陽花です。 明月院や成就院が有名ですが、 6月ともなると鎌倉のいたるところで紫陽花が咲き乱れます。

春は何といってもサクラでしょうね。 ソメイヨシノだけではなく、山には山桜や大島桜が咲き乱れます。 この風景は披露山公園から逗子方面を見たものですが、 湾の向こうの山一帯の地名は「桜山」、 サクラが多かったから付けられた地名なのでしょうね。