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秘伝11 塗る順番が成功への決め手 | ||
色を塗る順番はとても重要です。 理由は、彩色はオーケストラに似ていて、すべての楽器がひとつのハーモニーを奏でなければならないことです。 それには、絵の初期の段階から最終段階までのどの段階においても、つねにハーモニーを意識する描き方、つまり彩色のどの段階でも「それなりに絵になっている」ことを意識して「絵全体としてぬり進む」ことが大切です。 |
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彩色その4 影の色をぬって完成! 最後に影の色を塗り、絵の完成です。 影は灰色や黒などの無機色は避けたほうがいいでしょう。光感がなくなるからです。 少し暗めの紫系の色にすることで、強い太陽の光が表現されます。 仕上げに色のはみ出た部分などを白色で修正し、サインを入れて絵の完成となります。 |
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ポイント できあがった絵は、色彩が目に飛び込んできます。それに比較して、線画の段階で描かれた絵や、色彩の第一色で塗られた明暗だけの絵はほとんど目立ちません。 しかし、絵を成功に導くのは、この2つの貢献が大きく、逆に言えばこの2つさえしっかり出来ていればその後の色彩を塗る行程は簡単に描くだけで魅力的な絵になります。 |
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