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私は「湧き水熱中人」です 

1ヶ月に1度、
20ℓのポリバケツ6個を車に積んで、湧き水探しに出かけます。

わが家では
お茶やコーヒーなどの飲み水はもとより、
ご飯から味噌汁まで口に入れるすべての水は、湧き水を使っています。
私は湧き水も好きですが、
それよりもそんな水を求めて探し回ること自体に心躍る・・・。
そこが「湧き水熱中人」たる所以なのです。


取水場所としては、
1時間ほどの近場から2日がかりのところまと、
日本各地のいろいろなところに行きましたが、
水の湧くところは、自然豊かなところでもあるのです。

この絵に描かれた豊かな水をたたえた川は、
すぐ近くから湧き出た水です。

描き方のポイント
この絵では、背景の深い緑が全体の雰囲気に重要な役割を果たしています。
秘密は色の重ね塗りにあります。
→詳細はP104「塗り重ねで深みとコクを出す」参照


その中でも湧き水の多い地域は、富士山の山麓です。
とは言え、富士山にはふもとまで川など一本もありません。
降った雨や雪解け水のすべては深く地中に染み入り、
数十年を経て、山麓にこんこんと溢れる湧き水となるのです。

それを手ですくって飲んだ妻は、
まるで少女のように叫びました。
「キャー、冷た~~い!」