トレース水彩画の手順

トレース水彩画で必要な道具たち

動画で納得 トレース水彩画 表紙へ戻る


写真を撮る・選ぶ


風景や情景など描きたいものを撮影します。
撮影以外にも、インターネットの写真共有サイトから写真をピックアップする方法もあり、気にいった写真を集めます。

その中から絵の素となる1枚の写真を選びます。





選んだ写真を描きたい大きさにトリミングして、プリントアウトします。
トレースしやすいように、紙は薄手のプリント用紙が効果的です。










トレースする


写真を画用紙の上に置き、マスキングテープで写真と画用紙をしっかり固定します。







カーボン紙を写真と画用紙の間に挟みます。













0.5m程度のやや細目の赤いポールペンで、写真の輪郭線をなぞります。











時々紙をめくって出来栄えをチェックすることが必要です。
輪郭線は強い線で描きますが、葉の葉脈などは強弱をつけて、ていねいにトレースしていきます。











線画が完成しました。













彩色する


彩色の最初はモノクロで描き、早期に絵の全体像を把握しますます。
それには水彩画の黒色の絵の具は使用せず、マンガ家用の墨汁を使います。
この墨汁は上に色を塗り重ねても、決して色がにじんだりしないからです。



露出がオーバー気味のモノクロ写真のように、薄く水で溶いた墨汁を何度も塗り重ねるように塗り進めます。











モノクロの絵が完成しました。












カラーで彩色していきます。

写真の中の色を参考にピンスポットで塗る色を決め、その色に近づく色をパレットの上で混色していきます。

必ず別紙に試し塗りして、納得した上で実際の彩色に取り掛かります。







写真を参考にていねいに彩色していきます。












葉の彩色に取り掛かります。













絵が完成しました。























>>