「勝負の一色」で、複雑なディテールを一気に表現する


マスキング前までに 1、線画 2 人物のモノクロでの明暗 3 海の青 の3点を描きました。
海の彩色を事前にするのは、プリントの上から極力彩色するのを避けたいからです。

マスキングは 1、人物 2、白波 としましたが、小さな白波はマスキングフィルムではなく、マスキングインクで対応しました。


プリントする背景のグラデーションは、紫色が多少入ったグレイとしました。
これが「勝負の一色」です。









背景を明るく、人物を逆光気味にしたいため、人物を意図して濃い目に描き、絵が完成しました。
海と波打ち際の表現といっても、上記の絵にグラデーションをプリントしただけで、レタッチはしていないのですが、海の雰囲気もよく表現されていると思います。

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