写真の合成2 空にトビが舞うだけで・・・

風景画のむずかしさでもあり面白さは、対象の景色を描くというより、対象物を含む空気感を描くことだと私は思っています。
つまり、山なら山を描くだけではなく、画家のいる位置から山までの透明な空気もいっしょに描く気持ちが大切です。それを表現する方法のひとつとしてトビなどの空気中をさまようものを絵の中に入れると、俄然絵が魅力的になってきます。


ここをクリックして原寸大のトレース水彩画用写真を取り出してください。


この棚田の風景はとても美しいのですがちょっと物足りないような気がします。

・・・というわけでトビを合成することにします。






このトビの写真は琵琶湖湖畔で撮影されたのですが、私の絵ではフランスのプロバンスや湘南の風景に登場し、この絵は千葉の鴨川の風景ですがここにも登場させました。
とても働き者のトビなのです。


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