しっかり描く16. 花は素直な気持ちで描く

絵を描き始めた頃、花なんか簡単に描けるだろうと軽い気持ちで描いたのですが、描けども描けども失敗ばかり。
落ち込んでいる中で、失敗の原因がわかってきました。それは花は完璧に美しく、私の絵の美的能力などでは、花の美しさの足元にも及ばないことが分かったのです。

それからの私は花をテーマにするときは、謙虚に先生である「花」から教えてもらう気持ちで描くことにしています。
花を描くコツは、謙虚さと素直さにあるようです

トレース水彩画で花を描くポイントの詳細は、ここをクリツク

庭に咲いていた「ホタルブクロ」の花を描くことにします。
しかしこのトリミングでは、植物図鑑か、ボタニカルアートになる恐れがあります。
空間を大きくとるトリミングで描くことにしました。


クリックすれば絵を描くための原寸写真が出ます。
これを素にあなたも絵に挑戦しませんか。
線画も線の強弱を意識しながら、ていねいにトレースしました。
第一色のモノクロで描いき、次は素地の明るい部分の色塗り残しのないように、全面に塗ります。
その上からより濃い色、より鮮やかな色を塗り重ねます。

ホタルブクロの絵が完成しました。花を描くと気持ちまでさわやかになります。

目次へ ラインへ