しっかり描く1. 最新カメラ機能をフル活用したスケッチ画です

トレース水彩画は写した写真を素にし、初心者でも簡単・上手に描ける水彩画の画法です。

視角表現の世界で、絵画の世界は旧態依然としているのに対し、写真の世界は著しく進化しました。進化したからこそ普及もし、老若男女誰もが自由に生活の中にデジタルカメラを使いこなす時代になりました。
トレース水彩画でのスケッチ画の主旨は、たまたま素晴らしい情景に出合ったら、すかさずポケットから愛用のデジカメでパチリと写し、PCに取り込んだ写真を、自宅でゆっくり写真を選び、気軽に絵を描くことを楽しむ・・・そんな画法です。

その詳細についてはここをクリックしてください。


私の使用しているデジタルカメラは、キャノンのパワーショットS80です。

一眼レフなどの高性能のカメラもいいのですが、いつでもポケットに入れて持ち歩き、チャンスに遭遇すればすかさずパチリ!の小ささ・軽さと丈夫さに答えてくれるカメラをお勧めします。

こんな小さなフィルムに相当するパッケージで、高密度の写真が軽〜く400枚入れることができるってすごいですね。
すかさずバソコンに入力して保管します。

デジタルカメラ+パソコンによりいろいろな機能を持つことができますが、(私にとって)最大の機能は、膨大な写真ストックを分類してパソコン内に保管できることです。
もしこれを従来のような印画紙+アルバムにすれば、大型書棚ぎっしりでも入りきれないでしょうね。

たとえば昨年ツアーでの10日間のイタリア旅行では1200枚の写真を撮りました。

イタリアの絵を描きたい場合、絵の素となる写真を探し出し、拡大やトリミングをして、自由にプリントアウトして取り出すことが出来ます。

そのイタリア旅行の写真から絵を描くことにします。

拡大された原寸写真がでます。
これを素に、あなたも絵を描きませんか!


イタリア・トスカーナの小さな港町ポルトアィーノの風景です。家々の壁の色が背景の木々の緑にマッチしていますね。


絵が完成しました。
絵は感動を表現するメディアですが、その場の風景をその場でスケッチするよりも、写真さえあれば、
時間の経緯で不純物が取り去られた深い感動を絵に投影できるようです。


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