彩色偏.5 塗り重ねる順番が成功の決め手 最もよくない彩色は、部分から仕上げていく塗り方です。全体の出来上がりのイメージが掴みにくいことが失敗の原因となる場合が多いのです。 その逆で、最も失敗しない彩色方法は、 絵を塗るどの段階でも、それなりに絵になっている塗り方です。 それにより早い段階から完成された絵がイメージ出来るため、バランスをとりながら塗り進め完成に近づいていくことが容易となるのです。 塗り順を守り、それぞれの段階での役割を認識しながら描き進めることです。 |
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順番D 白で修正する 最後に白色ではみ出した部分やハイライトを修正しますが、この絵では修正箇所がなく、絵が完成しました。 透明水彩絵の具の「透明」とは、色を塗り重ねても下の色が消えず、透けて見える特色を表現した言葉です。たとえば青の上に黄色を塗れば、重なった部分は黄色ではなく、青+黄=緑 となるのです。 その特色を生かして臆せずどんどん塗り重ねましょう。 目次へ ラインへ |
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