線画偏6. 線画の優位さをフル活用する。

トレース水彩画での作業を区分けすると、線画と彩色にわかれますが、彩色より線画のほうがずっとカンタンです。
線画は目の前の写真をなぞればいいだけですから。
そのため、線画では輪郭をとり形を描くだけでなく、写真の調子を拾うような気持ちで、線での描きこみを行います。、その分彩色をカンタンにすることができます。


ここをクリックすれば、拡大された原寸写真がでます。

公園でであったコーギーちゃんです。この写真をプリントアウトして絵の素にしてください。

顔周辺の輪郭を描きました。通常のトレース水彩画では、線画はここで終了となりますが、今回は線画をもっと描き込みます。

毛並みに沿って描き込みました。毛のディテールまで表現できたと思います。

彩色の第一色は黒で明暗を描くと、グッと絵の全体がイメージ出来ます。


軽く彩色するだけで絵が完成します。
意図して顔の部分だけ彩色し、緑の木々を連想させるように、背景を描き加えました。


目次へ ラインへ