森田健二郎が描く



江の電は鎌倉−江の島−藤沢間を走る、ちょっとレトロなローカル電車です。
距離は10キロと長くはないのですが、海あり山ありと自然豊かなだけでなく、
古い歴史と最新トレンドもある、豊かな文化に彩られた路線でもあるのです。
江の電には15の駅がありますが、それぞれの湘南の魅力を持った個性派ぞろいです。
今回は「海」の魅力いっぱいの七里ガ浜駅とその界隈をリポートします。

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七里ガ浜駅ならではの“とっておきの時間”の過ごし方があります。
駅のすぐ近くの海を見下ろす駐車場がその場所で、
防波堤の石段に腰かけると、前面に海が広がります。
右に目を向けると富士山と江の島、真正面に伊豆大島が見えます。
この地はサーフィンのメッカなので、
たくさんのサーファーが波に興じているのをみるのもけっこう楽しく、時の経つのも忘れてしまいます。
そして・・・海を眺めていると、時とともに精気が体の中に満ちてくるのです。
ここの海は不思議な力を持っていると、しみじみ感じる私なのです。

駅を降りるとすぐ前に、殻付きカキを焼くニオイがしました。
潮騒の音を聞きながらビールといっしょに食べると
最高かもしれません。
広い七里ガ浜駐車場には、
サーフボードを積んだ自動車が並びます。
こんな賑やかな車もありました。
国道134沿いに「世界一の朝食」がキャッチフレーズの、レストランBILLSがあります。
ここのリコッタパンケーキが有名なのですが、ゆっくり食事をしながら眺める海の風景もまた抜群においしいのです。
早朝からサーファーたちは海に出ます。
この方は毎日サーフィンがしたいからと、
この地に引越ししてきたそうで、
今日も軽く波と遊んだ後に、出勤とのことです。

森田健二郎プロフィール

画家 逗子在中
出版「水彩画革命」「トレース水彩画入門」など著作多数
辻堂・横須賀にて絵画教室開設
HPアドレス http://ken-morita.com



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