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トレース水彩画Q&A どんな性格の人が絵が苦手ですか?                   

10年近く絵画教室の講師をしているその経験の中から、絵の苦手の人もその原因を理解し対策を講じていくことにより、誰もが上達の道を歩むことが出来ます。
以下上達を阻害している典型的パターンが2つあり、そのケースをご紹介します。

雑で粗暴な描き方をする人

このパターンの人の多くは、著名な熟達者などがサラサラと描く淡彩画のイメージを強く持っており、そんなかっこいい絵の描き方をしたい思っている人のようです。
しかし実際に描いてみると、サラサラとはいかず、雑で粗暴な絵となってしまうのです。

この原因は、サラサラと描くには長く絵を描き続けた熟達者でようやくできる技で、たとえばなんとか自転車に乗れるようになったのに、一気に一輪車に乗ろうとするようなもので、初心者が取り組むにはちょっと早すぎるのです。

トレース水彩画での淡彩画の描き方から出発して、絵を描く楽しさを発見したほうがいいと思います。


極端に用心深い描き方をする人

このパターンの人は失敗を極端に怖がり、恐る恐る無難なところから描くため、出来た絵は弱々しくその上バランスを欠いた絵となります。
実はこの描き方は、トレース水彩画の本質に逆行した描き方なのです。
トレース水彩画はまず重要な部分から描き始めることが大切で、それにより失敗のないそしてバランスの取れた絵となっていくのです。
なぜなら水彩画の描き方は、後戻りできないからで、それには最も重要なポイントから確定し、周囲を描き進めていくのが、
ずっと失敗が少なくなり、成功に近づくのです。

逆に、どんな性格の人が絵が上手になりますか?

何といっても、絵を描くことが好きだということが最大の上達の力となります。
それに加え、描く前に絵の出来上がりをしっかりイメージできることと、それを描き上げるまでの問題点や解決策をあれこれ考えることのできる人です。
つまり手の器用さより、思考する力が上達の最大の武器となります。
・・・それともうひとつ、度胸も必要ですヨ。



   

 フランスの小さな町の朝の散歩は、窓辺の花が迎えてくれます。
この花は自宅で鑑賞するというより、街行く人に花の美しさを楽しんでもらおうという気持が込められている
それは花の美しさと一緒になって、心温まるのです。