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トレース水彩画の道具たち 

以下の道具は、私の現在使っている道具です。
この道具にたどり着くまでいろいろな変遷を経てきたのですが、最終的にこの道具が最も手になじむようになりました。
とはいえ、この中で画用紙以外は高価なものや、専門的なものなどなく、初心者の方でも使えるものばかりです。
道具をそろえる場合、参考にしてください。
 
 
   
   カメラ



①黒い一眼レフは、主に自宅での花などの静物の撮影に使います。

②大活躍しているのはこのカメラで、
 外出時には「財布忘れても、カメラ忘れるな」の気持ちで
 いつもポケットに入れています。
 最近のカメラの性能の高さに驚いています。

③ ②のカメラとともに、予備のバッテリーも常備しています。










   
  線画の道具たち 



①フランス製の高級画用紙の極細タイプを使用しています。
 画材店で全版を買い、自宅で適当な大きさにカットして使用しています。
 その理由は経済性と、最適な大きさの紙で描きたいからです。

②カットした際の余った画用紙を、試し塗り用として使用します。

③マスキングテープは100円ショップで販売しています。

④トレースには赤ボールペンを使います。 
  0.5㎜の細さを主として使い、 細かい分部は0.3㎜も使用します。

⑤プラスチックカーボン紙 10枚入っています。
  昔のカーボン紙より、はるかに性能が向上しています。




   
彩色の道具たち-1 



①漫画家用の墨汁です。
  通常の墨汁は、使ってはいけません。

②刷毛はホームセンターのペンキ売場で販売しています。

③黒ボールペンは、最後にサインを書くときに使用します。

④多種多様な筆を使用してきましたが、
 現在使用している青い筆は、筆のまとまりがいいので気に入っています。
 とても安価です。

⑤絵具はチューブタイプより固形タイプのほうが、
  混色の調整が楽に行えます。




   
  彩色の道具たち-2  



①パレットは白い食器皿を使用しています。
  1枚の絵を描くには、4~5枚ほど使用します。

②水入れです。

③マスキングフィルムはエアブラシ用に開発されたものですが、
  水彩画に活用すると、絵画技術の世界が広がり、
  ほとんどの絵で使用しており、私にとっての必須アイテムです。

④マスキングフィルムを紙に定着させるローラーで、
  ホームセンターの壁紙売り場にあります。

⑤マスキングフィルムを切るカッターです。

⑥絵具を溶くための水差しです。



   
   水貼りの道具たち



水貼りとは、絵の具を塗った部分が絵具の水で歪み、
描き終えると、画用紙が凸凹になるのですが、
絵の完成後、いったん画用紙を濡らし、
周りをクリップで抑えて乾かせば、
画用紙のデコボコが消えて滑らかになる、これを水貼りといいます。

ここで紹介する方法は、私の考案したものです。

①土台となる板です。

②画用紙を抑えるクリップです。

③画用紙とクリップの間に挟む4枚の板です。



 
 
  この他、ティッシュペーパー、雑巾などが必要となります。